2017年に公開された「ボブという名の猫2/幸せのハイタッチ」の続編が5年ぶりに公開。
前作で薬物治療中のホームレスであるジェームズの前に現れた1匹のねこボブ。お互いに支え合い困難を乗り越えて、 人生とねこ生が大きく変わっていきました。
今作は前作で成功した主人公が、貧困だった最後のクリスマスを思い出すお話。前作同様、主人公ジェームズ・ボーエンの実話を元にした小説が原作です。
前作で主役のジェームズ役を演じたルーク・トレッダウェイ、ボブ役を演じたねこのボブが今作も出演。またボブがみられるとあって、ボブファンにはとっても嬉しいことですね!
続編ですが、主人公とボブ以外の前作の主要人物は出ていないので本作のみの視聴でも楽しめます。
より深く楽しみたい場合は、前作の視聴と原作の小説3冊を読んでみましょう。

映画館で一緒に観たダンナサンとムスコクンは前作を観てないけど、楽しんで観てたよ。



2022年8月3日にBlu-Ray・DVDが発売開始されたよ。
ボブくんのメイキング映像・日本語吹替版も収録。
初回特典としてボブ満載のフォトブックとポストカードがついてくる!
ボブファンはチェックしてみてね↓↓


公開 | 2022/02/25 |
時間 | 92分 |
監督 | チャールズ・マーティン・スミス |
主演 | ルーク・トレッダウェイ |
ねこ | ボブくん(雑種茶トラ) |
2022年8月3日Blu-Ray・DVD発売開始‼
- ねこ×貧困×元ホームレス小説家
- 主人公とボブが引き離されちゃう!
- 原作はジェームズ・ボーエンの小説
映画「ボブという名の猫2/幸せのギフト」キャスト
登場人物 | キャスト |
---|---|
ボブ | ボブくん(雑種茶トラ) |
ジェームズ | ルーク・トレッダウェイ |
ビー | クリスティーナ・トンテリ=ヤング |
ムーディ | ファルダット・シャーマ |
アラベラ | アンナ・ウィルソン=ジョーンズ |
映画「ボブという名の猫2/幸せのギフト」あらすじ
ホームレスのストリート・ミュージシャンから一躍ベストセラー作家に転身したジェームズと、彼のハンサムな茶トラ猫のボブは出版社のクリスマスパーティーに出席した帰り、路上演奏の違反で警察官に取り押さえられているホームレスを助ける。自暴自棄になったその若者にジェームズは、生計を立てるため路上で過ごした最後のクリスマスの話を始める・・・。
それはジェームズにとって最も困難で苦しい選択を迫られた忘れられないクリスマス。ボブはいかにしてジェームズを人生の挫折から、再び立ち直らせたのか?
filmarksより
映画「ボブという名の猫2/幸せのギフト」ネタバレ感想レビュー
人を助けることは自分を助けること


前作よりもジェームズとねこのボブの絆が強まったなんとも暖かい映画。
前作で成功しても貧困からなかなか抜け出せない・ホームレスはねこを飼ってもいいのか?などの困難がジェームズたちに立ちはだかります。
・・・が
- ジェームズが野良ねこボブを保護→ボブのファンが増えて仕事の売上が増える→ボブのファンが2人のピンチを救う→ジェームズが小説を書き映画になる→読んだ人や観た人が幸せになる。
- ジェームズが困っている女性を助ける→女性がジェームズや危機におちいった慈善団体を助ける。
- ジェームズが助けた路上演奏のホームレス→ジェームズたちと出会ったことで救われる。
と、いう感じでジェームズたちや周りの人々が起こした行動が幸せとなりどんどん連鎖していきます。
ジェームズを助けてくれる近所の雑貨店のおじさんの話が素敵で「誰かをケアすることは自分に生きる意味を与えてくれ自分の成長になる」という台詞が、お互いをケアしあっているジェームズとボブの関係そのものだと思いました。
「全てを失ってもあきらめない」「人を助けることは自分を助けること」という作者のメッセージがよく伝わります。



おじさん、いいこと言うなぁ。モチャミも常に誰かをケア(助けて)いたいなあと思ったよ。
ねこ好きさんへのおすすめポイント




肩に乗るねこ、茶トラのボブがひたすらハンサムで素敵。
歌を歌いながら雑誌の路上販売をする主人公の側に寄り添う姿に、街行く人々がメロメロになります。ファンからマフラーやクリスマス衣裳をプレゼントされて、着ている姿がとってもキュートなのです。
ジェームズとボブのお互いをケアする関係に注目です。
ボブの猫種や年齢は?今どうしている?


「filmstories」より


原作が実話を元にした小説ということで、驚くことにボブ役をボブ本人が演じています。
ホームレスの主人公と野良ねこのボブが出会うというお話通り、ボブは元野良で雑種の茶トラの男の子 。撮影当時は推定13歳から14歳でした。
ボブ役にはボブ本人と6匹のそっくりさんねこ、計7匹が共演。 映画を見てからこのことを知ったのですが、そっくりさんチームでボブを演じていたことにまったく気づきませんでした。
動物映画の名監督であるチャールズ・マーティン・スミスがすごいのもありますが、 なんといってもボブ本人の演技力がすごい!



ハンサムで愛くるしいボブが出てくるたびに癒されるのよ。2017年に大英帝国勲章第三位をもらってるのだとか。
元野良ねこが映画スターになってて、 夢がある!
人気者になったボブですが今作を撮影した後、残念ながら2020年6月15日に交通事故で亡くなってしまいました。
とても悲しいですが、ボブが残してくれたメッセージ「全てを失ってもあきらめない」「人を助けることは自分を助けること」は2つの映画を通して永遠に生き続けることでしょう。
ジェームズというパートナーと出会えて、 たくさんの人に愛されて、幸せな一生だったのではないかと思います。
映画「ボブという名の猫2/幸せのギフト」はこんな人におすすめ


幸せな気分になりたい人、感動したい人、疲れてる人、癒しが欲しい人、茶トラねこが好きな人におすすめです。視聴時間は約90分なので、長すぎず気軽にみれます。
家族や恋人、大事な人と観るのもいいですね。



クリスマスシーズンのイギリスの街並みが素敵だから、クリスマスに観るのにぴったり!
前作と原作を読んでから観て、より楽しもう!読む順番は以下の通り↓
前作「ボブという名の猫/
幸せのハイタッチ」を観る
おすすめの
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