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モチャミ
23年間5匹の保護ねこと暮らす。今は2匹の保護ねことねこ好き家族と暮らしている。
ねこについて勉強したり、ねこアイテムのレビューをするのが趣味。
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アイリスオーヤマの上から猫トイレ・システムタイプをレビュー!すのこをとると普通のトイレにもなる出入口が上にあるシステムトイレ

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アイキャッチ画像
メメ

あれなに?

ズズ

モチャミがまた変なもの持ってきたよ。

ねこ用システムトイレを選ぶポイントは、ねこが中で回転できる大きさで、 シンプルな造りで掃除がしやすく、 設置場所に適したデザインのものを選ぶことです。

今回紹介するアイリスオーヤマの「上から猫トイレ・システムタイプ」は、とてもシンプルな構造のシステムトイレ。

砂の飛び散りを少なくしたい人、臭いの広がりを抑えたい人、本体の掃除や手入れが簡単なものを探している人におすすめのトイレです。

カラーはベージュとブラウンの2色。2022年5月現在ではブラウンのみ販売していて、本体は3千円台で購入可能です。

専用の砂(サンド)とシートはセットで入っているものと別売のものがあります。

実際に購入して、うちのねこたち(4.5キロと5キロ)に使ってもらいました。

それでは詳しくご紹介していきます↓

メリット
デメリット
  • シンプルな構造で、本体の手入れや掃除がしやすい
  • 1匹なら猫砂2リットルで25~30日交換不要
  • 1匹なら専用シート1週間交換不要
  • 尿のたびに掃除をする必要がない
  • 上から入るタイプなので砂が飛び散りにくい
  • 出入り口以外は覆われているので、臭いが広がりにくい
  • 見た目がトイレに見えない
  • トイレっぽくない形なので、ねこがトイレだと認識しない場合がある
  • すのこの隙間が深く、小さめの猫砂だとすのこの隙間に挟まりやすい
  • 上部のフタを取り外す時にコツがいる
  • 端の方で尿をするとシート以外の箇所が汚れやすい
  • 2匹以上だと砂は1ヶ月もたず、専用シートも1週間持たない
  • 砂だけでなくシートもあるので維持費がかかる
目次

上から猫トイレ・システムタイプの概要

梱包されたトイレ

2021年12月にAmazonから送料込3,644円で購入。 カラーはブラウン。専用の猫砂とシートは別売で購入しました。

トイレのパーツ写真

開封した状態がこちら。トイレ本体1・ふた1・すのこトレー1・スコップ1・フック1・説明書1が入っていました。 本体にすのこを入れるだけなので、ドライバーなどの工具は不要です。

すのこトレー

すのこトレーはアイリスオーヤマの通信販売限定で販売しています。

このすのこトレーは「固まる砂用の上から猫トイレ」にも使用可能。固まる砂用の方は6色のカラーから選べます。

ブラウン以外のカラーがいい場合は「固まる砂用の上から猫トイレ」とすのこトレー単体を購入してシステムトイレとして使う方法もありです。

別売りパーツとして、フタとスコップの販売もしています。 ねこが勢いよく飛び乗ってフタが壊れても別売りで購入できるので安心です。

トイレ横側

組み立て後はこちら。 パーツを重ねていくだけなので、すぐに簡単に組み立てられます。 

ブラウンカラーの見た目はかっこいい感じ。トイレに見えないので部屋に置いてもインテリアを壊しません。

トイレ正面
スコップ写真

トイレ正面の真ん中についているのはフタを固定する穴。この穴にフックをかけてスコップをひっかけます。

トイレ背面
ボタンのアップ

トイレ背面の左右についているのはフタを固定する丸い穴。フタを開閉するときは、この穴に差し込んである肉球を内側におします。

猫砂とシート

別売で購入したアイリスオーヤマのシステムトイレ専用の消臭サンド(猫砂)と消臭シート。

1匹だとサンドは2Lで25~30日、シートは1週間交換不要です。

トイレ比較写真

大きいサイズのデオトイレ快適ワイドと並べたらこんな感じ。入り口が高い場所にあるので、トイレに入るにはジャンプする動作が必要です。

商品重量 約2650g
本体サイズ 幅約41㎝×奥行約53㎝×高さ約34㎝
入口サイズ幅約23㎝×奥行約26.5㎝
本体材質 ポリプロピレン
適応体重約8kg以下
原産国中華人民共和国
消臭
チップ
ゼオライト・シリカゲル・クエン酸
ミネルパ・抗菌剤
消臭
シート
ポリオレフィン系不織布・吸水紙・高分子吸収体
綿状パルプ・ポリエチレンフィルム
ホットメルト粘着剤・ポリエチレンフィルム 

上から猫トイレ・システムタイプのレビュー

ねこが使いやすいか

トイレにシートを入れる
トイレをセットしている写真

トイレ本体に専用のシートを入れて、すのこトレーに専用のサンドをセット。うちは人間用のトイレにねこトイレを置いているので、いつもの場所に設置してみました。

初めて見た時はとても大きく感じましたが、一般的なフードつきのトイレと大きさは同じくらいです。

ズズ

ちょっとこわい。

メメ

上にジャンプするのがめんどう。

モチャミ

大きいバケツみたい!
トイレっぽくないのが面白い。
届いてすぐにねこたちを入れてみたけど、びびりのズズは逃げて、メメも近寄らず・・

うちのねこたちはトイレとして認識してくれず、届いて8日間は使いませんでした。その後1~2日使って全く使わなくなりました。

どうやら15歳シニアねこのメメにはトイレをする時の登り降りがつらいようです。せめてズズには使ってほしいのですが、ズズは臆病な性格からか?ダメでした。

チップを変えたり、すのこトレーを外して固まる猫砂を入れたりと、いろいろ試しましたが全く使ってくれなくなりました。

モチャミ

残念!

うちのねこたちは使いませんでしたが、喜んで使っているねこはたくさんいます。

ねこは登ったり潜ったりするのが好きなので、気に入ってくれたら喜んで使うのでは?とSNSを チェックしてみました。

モチャミ

このトイレを使っている時のねこがすごくかわいい!
システムトイレとしても、固まる砂用のトイレとしても使えるところがいいね。

トイレ後の掃除がしやすいか

上から見たトイレ

尿は毎回の掃除はいりませんが、便はフタをとりはずして掃除します。フタの取り外しにはコツが必要ですが、なれれば素早くできるように。

取り外したフタの上にすのこトレーを置いて掃除をします。

トイレのふた

トイレから出るときにフタのおうとつで肉球に挟まった砂をおとします。多少の飛び散りはありますが、普通の形状のトイレにくらべて砂の飛び散りは少ないです。

出入り口側を壁によせて設置すると、ねこがフタのおうとつの上を通って降りてくれます。

毎日のトイレ後の掃除は引き出し式トレーのシステムトイレより少し手間がかかります。トイレ後の掃除時間をかけたくない場合は、引き出し式トレーのシステムトイレの方がいいですね。

アイリスオーヤマから上から入る引き出し式トレーのシステムトイレが販売されています。

うちのねこたちは1~2日しか使っていないので、以下はトイレを見ての感想です。

便をする場所によってトイレから出る前にふんでしまうかも!と思いました。ジャンプして出るので便が柔らかいと・・・

あとは専用シートが床面全部をカバーしていないので、端で尿をしたり横にとばすとシート裏まで汚れるかも!と。

モチャミ

これは他のシステムトイレで経験ずみ。

尿に関しては床面全部をカバーすれば問題ないと思ったので、専用以外のシートを入れてみました。

ペットシート
シートをセットしたところ

にゃんとも清潔トイレのシートをセットしたらこんな感じ。

にゃんとものシートは上から猫トイレ専用シートより大きいですが、まだ床面全部をカバーできていません。

大きいシートをセットしたところ

犬用ペットシーツのL判をセットしたらこんな感じ。

ペットシーツのL判は床面全部をカバーできました。 この上にすのこトレーを置いたら裏まで汚れることはなさそうです。

毎日取り替える必要がありますが、 ペットシーツはコストも安いし清潔を保てます。

トイレ掃除セット
うちで使っている100均アイテム使用の
ねこトイレ掃除セット

専用サンドはトイレに流せません。燃えるゴミで出しましょう。(自治体のルールを確認)

ビニール袋
処理袋。Sサイズだとシートを入れるとギリギリ。
余裕をもって入れるならMサイズがおすすめ。
密閉ゴミ箱
生ゴミ用の密閉ゴミ箱。

うちは付属のスコップは使わず、防臭効果のある袋を裏返し、便をつかんで袋に入れてます。こうすることでスコップの汚れが防げて、スコップ掃除の手間が省けます。

処理用の袋と汚物を入れるゴミ箱は消臭効果の高いものを使いましょう。特に消臭袋にこだわると臭いによるストレスが軽減します。

モチャミ

処理袋を普通のビニールから消臭の袋に変えたらビックリするほど臭わなくなったよ!

トイレ本体のお手入れがしやすいか

トイレ本体

清潔を保つために、砂の総入れかえの時(2週間~1ヶ月に1回)にトイレ本体を洗いましょう。

どんな砂でも多少はすのこに挟まっているので、すのこから砂をとる作業が発生します。固まる猫砂用のシンプルな箱型タイプより手間がかかりますが、慣れれば素早く掃除することができます。

このトイレの本体は大きなバケツ型でつなぎめがなく、パーツは本体とフタとすのこトレーとスコップだけなので丸洗いが楽です。

大きいので取り扱いはよくないですが、なれれば気になりません。

すのこアップ
すのこ横面
すのこ裏面

すのこの隙間のサイズは約16×4ミリで深さは6ミリ。

すのこの穴は大きさのわりに深めで、砂やくずが挟まりやすいです。また、すのこから床面まであまり空間がありません。

なので、砂の種類によってはすのこに挟まった砂を掃除するのが面倒なことに。 木質ペレットなどの水分を含むと崩れるタイプの砂はやめておいた方がいいでしょう。

モチャミ

本体を分解しなくていいから洗うときが楽だよ。

上から猫トイレ・システムタイプはこんな人におすすめ

猫砂の飛び散りを少なくしたい人、臭いの広がりをおさえたい人、かわった形のトイレを使わせたい人、固まる猫砂用トイレにもなるシステムトイレを探している人におすすめです。

出入りに登り降りが必要なので、まだ体の小さい子ねこやシニアねこには向きません。

モチャミ

リビングに置いてもトイレに見えないのがいい。
すのこトレーをはずすと固まる砂も使えるよ。

大きいねこや肥満気味のねこと暮らしている人、複数のねこと暮らしている人、広い設置場所がある人には「デオトイレ快適ワイド」がおすすめです。

初めてねこと暮らす人、大きいトイレの設置場所がない人、ケージの中にトイレを設置したい人には取り扱いが簡単な「ニャンとも清潔トイレセット・シンプルタイプ」がおすすめです。

上から猫トイレ・システムタイプ|まとめ

トイレ横面

出入り口が上にある、バケツ型のシンプルな構造のシステムトイレ。

現在販売しているカラーはブラウン1色。本体のみだと3千円台で購入可能です。登ったり潜ったりするのが好きなねこは喜んで使います。

固まる砂のトイレより砂やシートの維持費がかかりますが、トイレ後の掃除が楽。トイレ全体がおおわれているので、砂の飛び散りや臭いの広がりをおさえることができます。

ズズ

何度か使ってみたけど、あわなかったの。

メメ

上にジャンプする前におもらししちゃうよ。

モチャミ

使っているところをみたかった!

メリット
デメリット
  • シンプルな構造で、本体の手入れや掃除がしやすい
  • 1匹なら猫砂2リットルで25~30日交換不要
  • 1匹なら専用シート1週間交換不要
  • 尿のたびに掃除をする必要がない
  • 上から入るタイプなので砂が飛び散りにくい
  • 出入り口以外は覆われているので、臭いが広がりにくい
  • 見た目がトイレに見えない
  • トイレっぽくない形なので、ねこがトイレだと認識しない場合がある
  • すのこの隙間が深く、小さめの猫砂だとすのこの隙間に挟まりやすい
  • 上部のフタを取り外す時にコツがいる
  • 端の方で尿をするとシート以外の箇所が汚れやすい
  • 2匹以上だと砂は1ヶ月もたず、専用シートも1週間持たない
  • 砂だけでなくシートもあるので維持費がかかる

記事協力:うちのねこ♥メメとズズ

モチャミ

砂やシートはお得に買うならまとめ買い!
重い砂は運んでもらうと楽だよ。

上から猫トイレと一緒に使うと便利!この記事で紹介した商品たち↓

アイリスオーヤマ/画像:Amazonより
アイリスオーヤマ/画像:Amazonより
アイリスオーヤマ/画像:Amazonより

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