2017年に公開された伊藤淳史主演の映画。累計1,900万ダウンロードを突破したしたスマホアプリ「ねこあつめ」が元になっています。
カリカリやねこ缶やおもちゃを置いた庭先に集まってきたねこたちを、眺めたり写真を撮ったりして癒されるゲーム。
ゲームの設定をうまく物語に取り入れています。観ているだけで幸せになれるねこ好きにはたまらない映画です。

でてくるねこアイテムの再現度が高い!
ゲームをやったことがある人はより楽しく、やったことがなくても問題なく楽しめるよ。


公開 | 2017/04/08 |
時間 | 94分 |
監督 | 蔵方政俊 |
主演 | 伊藤淳史 |
ねこ | シナモンくん他多数 |
映画を観る前にゲーム「ねこあつめ」をする↓
映画「ねこあつめの家」キャスト
登場人物 | キャスト |
---|---|
ねこたち | シナモン他多数 |
佐久本勝 | 伊藤淳史 |
十和田ミチル | 忽那汐里 |
洋子 | 木村多江 |
鴨谷進 | 戸田昌宏 |
猿渡めぐみ | 大久保佳代子 |
映画「ねこあつめの家」あらすじ
スランプ中の小説家、佐久本勝。担当編集者のミチルに励まされても一向に筆は進まず、怪しい占い師の言葉に導かれ、田舎の古民家に引っ越してくる。
ある時、ぼーっと庭先を眺めていると、そこに猫が現われる。しかし猫はすぐに姿を消してしまう。どうしても猫のことが気になる佐久本は、ペットショップの店主・寺内にアドバイスをもらい、猫が集まる庭づくりに邁進していくのだったが・・・。
filmarksより
映画「ねこあつめの家」ネタバレ感想レビュー
人生の分岐点には何かきっかけがある


ストーリーは主人公・佐久本の再生物語でハートフルな内容。人間ドラマの良さとねこのかわいさが融合した映画です。
小説家の佐久本はスランプに陥り、 思うように書けなくなります。環境を変えるために田舎の古民家に引っ越すことに。
古民家に遊びに来る野良ねこたちの世話をすることで、小説を書き始めた頃を思いだします。






スランプに陥った佐久本を連載雑誌の編集長、 担当編集者のミチル、 ペットショップ店長の洋子が見守ります。



担当編集者役の忽那汐里は可愛くて、ペットショップのお節介店長の木村多江は美人。
主人公の佐久本はなんかほっとけないのよね。
終盤では佐久本だけでなく、編集者のミチルも人生の分岐点を迎えることに。
佐久本はねこ、編集者のミチルは佐久本の小説がきっかけで人生が変わっていきます。
映画タイトルの「ねこあつめの家」は佐久本の新作小説のタイトルでもあります。
佐久本にとってのねこみたいに、人生の分岐点で背中を押してくれる存在が誰にでもあるはずと気付かされるラストでした。



前向きな終わりかたでほっこりしたよ。
ねこ好きさんへのおすすめポイント






「ねこをあつめること」がうまくストーリーにはまっていますが、どちらかというとストーリーではなく、ねこを鑑賞する映画。
佐久本はねこのためにペットショップに通い、様々なご飯やねこグッズや自分でつくったキャットタワーを古民家の庭に設置します。
ゲームでは写真をとって「ねこちょう」でねこの様子を後からみることができます。佐久本も実際に写真を撮りまくり手帳に貼っていたので、まさに「リアルねこちょう」です。



佐久本がどんどんねこにはまっていく様子がおもしろかった!
ねこに詳しいペットショップ店長のアドバイスが怪しくて好きだなあ。
ねこアイテムやごはん目当てに色々な柄のねこがたくさん出てきます!
ゲームに出てくるねこグッズの再現度が高いので見ていて楽しいです。



ボール、チョウチョのねこじゃらし、ハウスデラックス、カフェデラックスなどちゃんと再現されてるよ。
シナモンの猫種や年齢は?今どうしている?




登場ねこ | キャスト |
---|---|
ちゃはちさん | シナモン |
みけさん | ドロップ |
くろねこさん | りんご |
はちわれさん | ひげ |
さびがらさん | きゃりー |
さばとらさん | ベーコン |
ちゃとらさん | りの |
しろくろさん | がんも |
くりーむさん | ソフト |
はいしろさん | スイッチ |
きじとらさん | キャベツ |
しろちゃとらさん | おうじ・ゆず |
あめしょさん | おはぎ |
しろぶちさん | パスタ |
エンドロールにでてくるねこは15匹ほど。「グローバルアニマルアクト」のタレントねこです。
古民家の庭にやってくる初めのねこ・ちゃはちさんを演じているのは「シナモン」で、CMなどにでています。
スコティッシュフォールドの男のコで公開当日で推定9歳でした。
くろねこさんを演じた「りんご」やみけさんを演じた「ドロップ」、「ゆず」「キャベツ」、みんな映画やドラマにでています。
さばとらさんを演じた「ベーコン」は映画「じいちゃんとねこ」のタマ役。
スターねこさんをいっぺんに観られるなんてすごいですね!
15匹のねこを代表して?シナモンとドロップは映画の宣伝アンバサダーを勤めていました。
2022年現在、グローバルアニマルアクトのサイトにシナモンのプロフィール記載はありません。



今はタレントねこをやめてしまったのかな?
元気に暮らしているといいな。
それにしても、これだけねこがいるとなると撮影が大変だったろうな~と思ってしまいます。
撮影は映画「猫侍」のスタッフなのだとか。
メインのねことしてシナモンが選ばれた理由は、大人しくてほかのねことも仲良くでき、指示通りに歩いたりといった動きもできたからだそうです。



エンドロールのねこ紹介で笑っちゃった。
「くろねこさん・はちわれさん・さびがらさん・・・」役名が毛色!?って。ゲームと一緒だなって。
映画「ねこあつめの家」はこんな人におすすめ


ゲーム「ねこあつめ」が好き、伊藤淳史のファン、忽那汐里のファン、木村多江のファン、ちゃはち柄のねこが好きな人におすすめです。
どちらかというと物語よりねこを観賞する映画。主人公が古民家に引っ越してから、いろんな柄のねこがでてきます。
ラストは前向きな終わりかたでほっこりします。
休日はいろいろな柄のねこが遊ぶ様子を観て癒されてみては?
ほのぼのとした気分になれますよ。



ねこをあつめる古民家がのーんびりしてて素敵!


古民家があるロケ地は千葉県の多古町。「成田空港」の東隣にある自然豊かな場所です。
東京駅から高速バスで約100分の近さなので、寺社めぐりや綺麗なあじさい、美味しい食べ物を味わいに行ってみるのもいいですね。
映画「ねこあつめの家」を観る
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