2013年のテレビシリーズに続いて、2014年に公開された劇場版。
主人公・班目久太郎と白ねこ・玉之丞は変わらずに、映画用に新たに作られたストーリーとなっています。
シリーズものの1つですが今作だけで話が完結しているので、今作のみの視聴でも楽しめます。
シリーズは全部で5作品。久太郎はドラマ「玉之丞江戸へ行く」以外の4作品、玉之丞はすべてに出演。より深く楽しみたい場合はすべての視聴をおすすめします。

時代劇だけど血なまぐさいシーンや死人がでるシーンはほとんどない。
子どもが観ても楽しめるよ。


公開 | 2014/03/01 |
時間 | 100分 |
監督 | 山口義高 |
主演 | 北村一輝 |
ねこ | あなごさん(雑種白) |
- ねこ×殺陣×強面の侍
- 挿入歌が頭の中をぐるぐる回る
- いつの時代もねこには勝てない人間
映画「猫侍」キャスト
登場人物 | キャスト |
---|---|
玉之丞 | あなごさん(雑種白)他 |
班目久太郎 | 北村一輝 |
お梅 | 蓮佛美沙子 |
島崎新右衛門 | 寺脇康文 |
前場新助 | 浅利陽介 |
映画「猫侍」あらすじ
時は幕末、かつて「百人斬り」の呼び名で畏怖された剣豪・斑目久太郎は、今はしがない浪人に身をやつし、貧乏長屋で傘張りを生業として食いつなぐ日々を送っていた。
そんな久太郎に「猫を斬ってほしい」という奇妙な依頼が舞い込んでくる。依頼主は「犬派」の一派・米沢一家の若頭で、敵対する「猫派」相川一家の親分が飼う愛猫を暗殺してほしいという。久太郎は大金の報酬につられて引き受けるが・・・
Wikipediaより
この作品はシリーズものの1つです。シリーズすべて観るなら以下の順番で↓
テレビドラマ「猫侍」 | 2013年放送 |
映画「猫侍」(この記事で紹介する映画) | 2014年公開 |
テレビドラマ「猫侍SEASON2」 | 2015年放送 |
映画「猫侍・南の島へ行く」 | 2015年公開 |
テレビドラマ「猫侍・玉之丞江戸へ行く」 | 2016年放送 |
映画「猫侍」ネタバレ感想レビュー
強面の侍・班目久太郎とねこのギャップ萌え!


人斬りに疲れ自分を見失いかけていた浪人の久太郎に、ねこを斬ってほしいという依頼がまいこむ。でも斬ることが出来ず、斬ったと嘘をつきねこをかくまってしまいます。
ねこと触れ合うことで最後は自分の帰るべき場所を悟ります。
ストーリーは単調で物語を楽しむというより、美ねこを鑑賞するための映画。時代劇好きにはおすすめしませんが、ねこ好きにはおすすめです。
白ねこの玉之丞と暮らすことになる久太郎ですが、ねこの世話の方法がわからずアタフタします。
ご飯を食べてくれないので、にぼしをあげたり、さんまを丸ごとあげたり、生だったり焼いてみたり。・・・が、食べてくれず、ご飯を貰うために玉之丞がもといたお屋敷に忍び込んだりします。
その他にも、なれない手つきで体を洗ってあげたり。



アタフタ具合がうっかり?ねこをひろってしまった現代人と同じだわ。
久太郎は寡黙で(心の声は饒舌で他人や自分にツッコミしまくりだけど)強面、不器用で剣の達人。
でも、ねこにメロメロ。そのギャップにとても萌えます!
ゆるい感じの時代劇ですが、玉之丞を抱きながら一騎打ちする殺陣は見ごたえがあり。
久太郎を演じる北村一輝がハマリ役で、用心棒の寺脇康文やとぼけた感じの蓮佛美沙子がいい味だしてます。



ギャグの入った時代劇なので、時代劇に興味がなくても楽しめるよ。
小学生のムスコクンが大好きなシリーズ作品。
ねこ好きさんへのおススメポイント




白ねこの玉之丞がひたすら美しい。
久太郎が娘にもらった「お守りの赤い紐」を首輪がわりにつけていて、ブルーグリーンのくりくりの目がとってもチャーミングなのです。
一緒に暮らし始めた頃は久太郎に適当にあしらわれていましたが、なぜか久太郎にとてもなついています。何回か捨てられますがそのたびに戻ってきます。なついてるのがよくわって、とってもかわいい!



こんなに戻ってこられたら、久太郎も一緒に暮らすしかないよね。
モチャミは天国の白ねこ・ショウを思い出した。
久太郎は貧乏浪人で内職で傘貼りをしているのですが、留守の間に傘や部屋を荒らされてしまいます。傘に紙を貼っているので、いたずらしてしまうんですよね・・・ねこって。
他にも布団の上でおもらしをされたりします。
ねこと暮らしたことがあるなら、「ねこあるある」を観てウンウンとうなずくはず。



モチャミもショウに障子・ふすま(紙)をボロボロにされたな・・・
部屋を荒らされたりイタズラをされても許しちゃうのよね。かわいいから。
美魔女ねこ・あなごの猫種や年齢は?今も元気?






あなごは雑種の保護猫。6歳の時に動物プロダクションZooに保護されました。
保護猫から映画スターに!すごいですね。
玉之丞を演じたねこはあなごだけではなく、「あなご(14歳)・大人さくら(15歳)・若いさくら(4歳)」のチーム玉之丞3匹で、玉之丞を演じていました。(年齢は公開当時)
ねこはきまぐれなので、1匹ですべて演じるのは難しかったのでしょうね。
「あなご」はくりくりとしたブルーグリーンの大きな目が特徴で、顔のアップを担当。「大人さくら」は全体的にふっくらとしていて、芝居を担当。「若いさくら」はイエローのつり目で鼻筋が通っているのが特徴で、動くシーンを担当していたのだとか。



よ~く観たら3匹の区別がつくかも。
とってもキュートなねこたちですが、今はどうしているのでしょうか?あなごと大人さくらは公開当時でも高齢ですが、今も元気にしているのか調べてみました。
あなごは動物プロダクションZooに所属するタレントねこで、CMに出たり本を出したりしています。現在21歳!で所属プロダクションのサイトで元気な姿をみることができます。
2019年の年始のあいさつもしてくれています。



ねこの21歳といえばかなりの高齢ですが、21歳とは思えないほどの美しさ。
美魔女ねこです!
・・・・・・・が
2019年8月13日未明に天国にいってしまいました。美しい名女優ねこでした。
大人さくらと若いさくらはタレントねこではなく、一般のご家庭のねこらしいです。
現在の姿を探すことは難しいですが、あなごは21歳まで元気にしていたので他の2匹も元気だったらいいなあと思います。



さくらたちの現在の様子を知っている方は教えてほしい。
映画「猫侍」はこんな人におすすめ


何も考えずに笑いたい人、北村一輝のファン、白ねこが好きな人、ただ美しいねこを観ていたい人におすすめです。
強面の侍を演じている北村一輝さんが面白いので、ねこが出ないシーンでも楽しめます。残酷なシーンがないので家族で観るのもいいですね。



ねこ好きな小学生ムスコクンも笑いながら何回も観てた。
映画「猫侍」
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