
ねこと暮らせる賃貸はどうやって探せばいいのかな?



ペット可の賃貸は普通に借りる場合と違うことが多いから、違いを知ってから探し始めるといいよ。
ねこを飼うことが決まって今ねこが飼えない環境に住んでいる場合は、飼える部屋を探さないといけません。
全賃貸物件の1割ほどがペット飼育可能で、ペット不可の物件が圧倒的に多いです。なので、普通の物件(ペット不可賃貸)よりは探すのに苦労します。
・・・が、昔はペット可の賃貸アパートやマンションを探すのはとても難しかったのですが、最近はペット可の賃貸が増えています。
今回はねこが飼える賃貸の3つの探し方と4つの部屋タイプについてまとめてみました↓
なんでねこ可賃貸は少ないの?


ねこを飼うと部屋がダメージを受けます!
部屋にダメージを与えるという点では、犬よりねこの方が大きいです。なので、小型犬OKでもねこはダメという部屋も結構あります。
ねこを飼うと大家さんが嫌がる理由
- 壁や畳や襖で爪とぎをしたり、走り回って床にキズをつける。
- 排泄物などのにおいが残る。ねこの排泄物はけっこう臭い !
- 夜中に走り回ったり、高い場所から飛び降りる音、鳴き声などのご近所さんとのトラブル。
爪とぎが一番部屋にダメージを与えます。
壁紙だけでなく、内部の下地まで傷つく場合もあります。人間だけが住んだ部屋ではこんな傷はできません!
その他にも臭いが残ったりなど、退去時に部屋を綺麗にするのに手間がかかります。ペット可賃貸でもペットを飼っていない住人がいて、ご近所トラブルの原因になったりします。
これらのことがねこ可賃貸が少ない理由になっています。
ねこを飼うと部屋に大きなダメージを与えるかもしれないということを知っておきましょう。



モチャミは初めてのねことの暮らしをなめてたから、部屋が大変なことになったのよぉ。
ねこがどういう生き物か全然わかってなかった・・・
ねこ可賃貸の3つの探し方


退去時の現状回復費用がペット不可物件よりかかるので、初期費用が高くなります。退去時のクリーニングに使われる敷金は、1~4か月分支払うのが相場です。
お金を貯めておきましょう!
敷金は戻ってきたらラッキーぐらいの気持ちでいましょう。
モチャミが一人暮らしで賃貸でねこと暮らしていた時は退去時に19万支払い、敷金は戻りませんでした。入居時はねこを飼っておらず1か月分しか敷金を支払っていなかったので、退去時の金額が多くなりました。
大家さんにねこの飼育を許可してもらって、入居途中からねこと暮らし始めたのです。部屋は壁紙や襖がかなりボロボロだったので、申し訳ない気持ちで原状回復のお金を支払いました・・・



・・・なんだかねこと暮らすのが怖くなってきた。



初めからねこ飼育可の部屋で、ねこの習性を知って対策をたてておけば怖くないのよ。
なんとなく暮らし始めたらダメよ。
ペット可と書いてある物件でもねこはダメな場合もあることと、集合住宅の場合は多頭飼いができる物件が少ないことを覚えておきましょう。
ネットで探す
家に居ながら情報を得られるので便利です。
ねこが飼える部屋を探せるサイトが結構あります。モチャミが賃貸でねこを飼っていたころ(20数年前!)は、こういったサイトがほとんどなく今は便利になったな~と思います。
↓首都圏だけでなく、全国規模でお部屋を探せます。検索バリエーションが多く探しやすいです。
↓関東のねこ可部屋探し専門の不動産サイト。実店舗はなくWebサイトのみ。
↓ねこ専門の不動産サイトとSNS。仲介手数料の一部が保護猫カフェの運営に充てらるそうです。



ねこ専門の不動産サイトもけっこうあるんだぁ
不動産屋さんへ行く
住みたい地域の不動産を巡ります。
敢えてネットにのせていない掘り出し物件が見つかるかも。
ネット上では細かいことがよくわからないので、直接相談できるのが心強いです。いまは希望の部屋がなくても、探しておいてもらうことができます。



2019年にねこ可の部屋を探した時は、モチャミがネットでダンナサンが不動産巡りをしたよ。
で、ネットで探した部屋にしたんだ。
いま住んでいる部屋で交渉
大家さんと直接交渉できるなら、相談してみてはどうでしょうか?
モチャミはこのパターンでした。
ふだんから大家さんと話す機会があり、ねこと暮らしているねこ好きな大家さんでした。
「完全室内飼いで、退去時に原状回復のお金を全額自己負担にする」ということでねこを飼い始めることができました。



ペット不可の部屋でこっそり飼ってはいけません。
お、恐ろしいことになるよ・・・
ねこ可賃貸の4つの部屋タイプ


部屋はキズがめだつので新築は避けた方がいいです。
そして、壁には爪とぎシートを貼る・フローリングや畳にマットを敷く・ねこちゃんがトイレをしたらすぐに掃除するなど、部屋を傷めないように工夫しましょう。
部屋のダメージをおさえるために、トイレや爪とぎなどのしつけをきちんとすることも大事です。
爪はこまめに切ってあげましょう。
車がない場合は、近くにペットショップ・ねこ用ホテル・動物病院などがあるかチェックしましょう。
特に動物病院は絶対に必要なので遠いと不便です。ねこはバスや電車が苦手です。



モチャミが一人暮らししてた時。
2泊以上の旅行に行く時は、徒歩で行けるペットホテルを使ってたよ。
モチャミんちが2019年に賃貸でねこ2匹と暮らした体験談↓
ねこと賃貸暮らし。プラダンを使ってねこの爪とぎ防止対策をしてみた。
ペット共生型タイプ
ペットを飼うことを前提に建てられた集合住宅。部屋の数が少なく、賃料が高めです。
- キズがつきにくい壁紙で、張替えしやすい様に上下が分かれている
- 脱臭器が備え付けてある
- 移動するためのねこドア、上下に運動するためのねこ棚がある
- トリミングルームがある
- ペット保険が付いている
このようなねこ用の工夫がされていることがあり、居住者全員が犬やねこなどのペットを飼っているので、気兼ねなくねこと暮らせる安心感があります。



ねこちゃんが住みやすい環境だね!
普通の集合住宅タイプ
ペット共生型タイプより部屋の数が多く探しやすいです。
部屋がねこに配慮してつくられていないので、退去時に支払いが高額になることもあります。
同じアパートやマンションにねこを飼っていない居住者がいる場合があるので、気をつかいます。
モチャミんちが2019年にねこ可賃貸を探した体験談↓
ねこが飼えるペット可賃貸を探した体験談。初期費用と注意点。
一戸建てタイプ
築年数が古いものが多く、駅から離れている場合が多いです。
集合住宅ではないので気兼ねがいらないし、広いのでねこが自由に動き回れます。
シェアハウスタイプ
ねこを飼っているシェアハウスです。
賃料の他に共益費(光熱費・水道費・ネット費・消耗品費)、ねこ費(フード・トイレ砂・医療費など)を支払い、居住者みんなで数匹のねこを飼います。
ねこが住んでいる家に入居する感じで、女性のみのシェアハウスもあります。



とってもおもしろい!
↓モチャミが独身時代にこんなシェアハウスがあったら住んでみたかったです!
まとめ


自分がどんなタイプの部屋に住みたいのか考えてみて、探してみるのがいいです。
都会で車がない場合は駅やバス停や動物病院近くにある集合住宅、逆に田舎で車社会の場合は一戸建てで探してみるなど・・・
1人暮らしかファミリーなのか?でも変わってきますね。
希望にピッタリあうのは難しいかもしれませんが、あきらめずに探してみてください。



ねこにとっても自分にとってもいい部屋を探してみるよ!
一緒に暮らすねこの探し方・飼い方・注意点はこちら↓